こんにちは。
浅沼です。
新型コロナウイルス感染の拡大で、全国的に大変厳しい状況が続くこの頃ですが一日でも早い収束を祈るばかりです。
時のたつのは、早いもので、後1か月ほどで、梅雨入りの季節となりました。
さて、まだご存知のない方がほとんどだと思いますが、「炭八」を「すのこ」の中に組み込んだ「炭八すのこベッド」という商品があります。
2014年より開発・研究を行っており、販売は約2年前より行っています。
炭八すのこベッド↓
作成のきっかけは、フローリングの床に布団を敷いて寝ておられる方より、「布団がカビだらけになる!」と聞いた事でした。2003年ごろ島根大学医学部と炭八による小児気管支喘息、アトピー性皮膚炎の環境改善による共同研究を行い、ベッドのマットレスの下に室内用の「炭八」を敷いて寝ていただいた方もあったことをヒントに「炭八を入れたすのこ」を開発したものです。
敷布団をフローリングに直接敷くと、どうしても湿気で敷布団がカビだらけになってしまいます。そこで、この問題を解決するために、誰でも簡単に使えて、湿気を取り除く事のできる、炭八入りのすのこを作成し、研究する事にしました。
研究では、「炭八すのこベッド」を使用した敷布団と使用していない敷布団に温度・湿度を
測定できるセンサーを設置し、ほぼ毎日寝てもらいました。
また、敷布団のダニの数を1ヶ月に1回採取しました。
この研究により、「炭八すのこベッド」を使用すると、下記のような効果があることがわかってきました。
1.冬場の敷布団の背中部分の温度が約4.2℃上昇
2.年間を通して、湿度が約10%程度低い
3.敷布団のダニの数が約1/5に減少
1.冬場の温度が4.2℃上昇したというのは、下記のメカニズムによります。
「炭八すのこベッド」を敷く前は、人の体温により暖められた敷布団の熱がフローリングにより熱を奪われ敷布団が冷えています。
「炭八すのこベッド」を敷布団の下に敷くことにより、断熱効果により、敷布団の熱がフローリングに熱を奪われなくなるから、結果的に4.2℃の差が発生すると言う訳です。
夏は、フローリングの温度が高いので、「炭八すのこベッド」を敷いた後も、敷布団の温度はほとんど変わりません。
2.の湿度は敷く前より10%ほど下がるので、涼しく感じます。
3.敷布団のダニの数が少なくなることにより、気管支喘息、アトピー性皮膚炎の改善の効果が期待できます。
ご興味のある方は是非お問合せ下さい。
◆効果についてのお問合せ
出雲カーボン株式会社 TEL:0120-24-8808
環境研究室 淺沼
◆購入をご検討の方
(有)カイバラ工芸 TEL0948-82-0220